大学 の学校の匠

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■大学のちょいイイ話

<ホームラン賞を君に>
大学時代の恩師についてお話ししようと思います。

私が通っていた大学では、理系の学生は、4年次に研究室に入ることになっていました。
私が選んだ教授は、退官間近の老教授でした。
動機は少々不純でした。
そこに集まってくる学生が、自分の性に合うだろうと思ったのです。
その研究室は、学生の間では「落ちこぼれの吹き溜まり」という認識でした。
私もまた、自分自身を落ちこぼれだと思っており、中退することすら考えていたのです。

研究室に所属するまで、私は教授のことをほとんど知りませんでした。
授業での様子から、筋萎縮症と思われる病気を患っているということだけは、見当がつきました。

教授の楽しみは、3日に1度は通っているバッティングセンターでした。
体が思うように動かないはずなのに、毎回のようにホームラン賞をもらって帰ってくるのです。
そんな意外な一面を発見して以来、私は教授の人となりに興味をひかれ、ぽつぽつと話をするようになりました。
そして次第に交流を深めていくうち、彼がとても魅力的な人物だということに気づいたのです。

若いころはスポーツ万能で、ボーリングやラグビーで活躍する選手であったこと、山頭火や芭蕉を愛する文学者であることなど、研究に関係のない話で夜遅くまで話し込んだものです。
また、私もその頃つたない文章などを書いたりしていたのですが、書いたものを見せると、いつも真っ向から感想を言ってくれました。
対等に接してくれたことが、とても嬉しかったことを覚えています。

今思えば、教授の研究室を選んだからこそ、自分はドロップアウトすることなく無事卒業できたのかもしれません。
卒業の際、せんべつ代わりにと渡されたホームラン賞のポチ袋は、いまだにお守り代わりに持っています。

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